暁の水平線-あか空

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アニメ、マンガ、小説、ゲームを中心に書く雑記ブログです。

読むと、明日ぜったい誰かに話したくなる生き物の本

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どうも、須田ジーノ( @suda_geno )です。

 

生き物って面白いですよね。

 

可愛いやつ、足が速いやつ、求愛行動が変わってるやつ、毒や鋭い牙・爪を持つ危険な奴、金になる奴、商売敵な奴、人は生き物に対する印象や評価は多岐にわたります。

 

で、そんな生き物たちはとっては、人なんて迷惑な奴らでしかないと感じている生き物でいっぱいなのだろうけど、僕は少なくとも彼らについて知りたい。

知識欲とか書いたらカッコつけているような気がするけど、知りたいんです。

今日は、読んでみて面白かったり、考えさせられた本を4冊紹介するよ。

 

 

へんないきもの

これは僕が当時、中学生だった時に読んだ本。

今から(現在が2018年として数えて)15年前に出版された本です。

 

生き物の本というと、学者が書いたお堅い文章で小難しく書いてあって、どれも似たり寄ったりなものと思っていた。しかし、これを書店で見つけたとき、面白おかしく書いてあって異質なものに思われた。

語り口はブログで参考にしたいと思える軽快さと、読んでいてフフッと笑いを誘うプロの文章だと僕は思う。

実際、内容は真面目に書かれている生き物の本なのに、独特な語り口でブラックなユーモアにあふれている。すごく面白く最後まで読めた。

 

 例えば、

 

クマムシは異常にあらゆる耐性を兼ね備えた生き物であり、電子レンジに入れても生き残ることを知ったし、深海魚の独自の進化(例:チョウチンアンコウ)は見た目や生き残るための戦略がスゴイと思った。また、その生存戦略を人間のことのように語るあたりも僕は好きだった。

 

雑学的な意味では読むと今まで知らなかった生き物の存在に出会えるし、人がカワイイ、カワイイと愛でるラッコは、漁師からは実は害獣として嫌われている厄介な生き物であることも知った。

というのも、ラッコは漁師が大事に育てた養殖の貝(ウニなど)を食い荒らすから。

中には被害総額が数千万円になった例もあるという。

被害総額がカワイクないので、僕は漁師に同情してしまう。

 

こんな感じで図鑑や学術書では紹介されないような生き物の一面を知ることができる。

暇つぶしに読むと読む手が止まらなくなるのは間違いない。

 

へんないきもの (新潮文庫)

へんないきもの (新潮文庫)

 

またまたへんないきもの

「へんないきもの」の続編。

1作目では語られなかった生き物がまだまだいた。

 

文章は前作と同じで軽快な語り口調に、いかにその生き物がヘンテコな特徴があるのかが見開き1ページで紹介される。

もしかすると、中にはそんな紹介文を読んで不快に思う人がいるかもしれない。

例えば、まじめにその生物について研究している人や飼っている人とか。

 

でも、中には知っておくことで自分の身を守るための知識になるような生き物についての紹介もある。

知っておいて損はないこともあるし、面白い本ない? と聞かれて相手が生き物が好きなら僕はやはりこれらの本を紹介してしまうかもしれない。

 

またまたへんないきもの (幻冬舎文庫)

またまたへんないきもの (幻冬舎文庫)

 

 

ゾウの時間、ネズミの時間ーサイズの生物学ー

 一生に動く心臓の回数は、ゾウもネズミも一緒らしい。

とてもゆっくり心臓が動いているのか、それとも早鐘を打つような早さで一生動かし続けるのかという違いで、回数は同じ。

 

他には、なぜ、島に住むゾウは小さく、大陸に住むゾウは大きいのか。

なぜ、生き物には車のタイヤのような器官をもつものは存在しないのか。

さまざまな生き物について、学者による解説がされていて、難しい。

 

文系の僕では理解できる内容は少なかった。

難しい内容も多く、先ほど紹介した2冊と比べると気軽に読むものとは言えないけど、読んで理解できたとき、誰かに自慢して語りたくなるような知識にはなります。

 

僕は、心臓の動く回数がゾウもネズミも同じということ知れただけでも本のタイトルの意味が分かって満足してしまった。

 

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

 

 

骨から見る生物の進化 EVOLUTION【コンパクト版】

 最近、読んでいる本です。

 

辞書並みに分厚くて手に持ち続けて読むのも苦労するボリューム満点の本です。

脊椎動物の骨格について語られる本で、生命力を感じる骨格標本の写真が数多く載せられています。

 

生きているヘビは苦手ですが、とぐろを巻いた骨格標本になったヘビは別です。

規則正しく並んだ骨が、らせん状にとぐろを巻いた姿からは嫌悪感よりも美しさに惹かれます。

 

この本は、サイエンスとアートが融合した作品のようで、紹介される生き物の写真はどれも生きているような躍動感、生命力があります。

 

実際の内容は至って真面目です。

ですが、内容がとても難しく、時間をかけてゆっくり読めば、この本から得られるものは教養の範疇を超えた知識になりえます。

ただ、本の値段は結構高いです。

一度、近所の図書館に置かれていないか確認することをおすすめします。

 

akasora.hatenablog.jp

 

昔、アマゾンから本を検索して、近所の図書館に検索した本が置いてあるかどうか、かつ、貸出可能な状態かが分かるツールを紹介しました。

僕自身、この本は借りて読んでます。

知らなかった人は、合わせて読んでみて欲しい。

 

それでも、気に入って手元に置いておきたい人。

僕も自分の本棚に並べて好きな時にじっくりと読みたいと思っています。

正直、写真だけのために買っても価値があると思う。

写真集的な感じで。

 

骨から見る生物の進化【コンパクト版】

骨から見る生物の進化【コンパクト版】

  • 作者: ジャン=バティストド・パナフィユー,パトリックグリ,グザヴィエバラル,Jean‐Baptiste de Panafieu,Patrick Gries,Xavier Barral,小畠郁生,吉田春美
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/11/27
  • メディア: 単行本
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まとめ

以上で、生き物についての面白い本についての話は終わり!

 

気楽に読みたいなら、「へんないきもの」シリーズ2冊。

知識を深めたい、教養として学びたいなら、「ゾウの時間 ネズミの時間ーサイズの生物学ー」

生き物を骨まで愛したい人は、「骨から見る生物の進化 EVOLUTION【コンパクト版】」

 

こんな感じかな?

別にへんないきものでも、雑学も学べて面白いし、他2冊でも雑学は学べる。

教養だってどれでも内容の違いはあっても、多面的に生き物について考えさせられることはあります。

実は、へんないきものは社会問題を訴えるような文章もあって、人としての生活が他の種の生き物を絶滅させる要因になっていること、人の利己的な活動がどう環境に悪影響を及ぼしているかについて考えるきっかけにも個人的にはなっています。

 

だから、どれを手に取って読んでみても何か読者は得るものがあるはず。

それは読み手次第だろうと思う。

 

気になったら読む。

以上。